隣接する学校への地域活動 『総合的な探求の時間(医療・看護・地域支援)課題設定講話』を行いました。 【2024年5月31日(金)帯広三条高等学校】
開西病院の西隣、帯広三条高等学校2年生の授業の一環で「総合的な探求の時間 類型別探求」について、前年度から依頼をお受けし、看護・薬学・リハビリ・福祉等医療介護分野の累計別探求の為の学校と病院との関りが始まりました。
2回目を迎える今年度は、個々の生徒さんの課題設定に必要な情報として、我が国における医療の動向や地域課題、職種特性や未来の医療等の概論的講話を院内より4名(理学療法士、薬剤師、看護師、介護支援専門員)の講師を派遣させていただきました。
薬学分野では医療を取り巻く環境や医療費(保険)の仕組み、後発品薬剤に関する時事の他、薬剤師の可能性等を熱心にお伝えしました。 聴講者31名と最も希望者が多く、卒業生の進路実績からも看護学校(看護学科)を検討されている生徒さんが追い看護分野では看護職のニーズの高まりと多様な看護業務、社会環境や看護職(保健師・助産師含む)への道のりといった講話を皆熱心に受講されていました。
リハビリや福祉職においても、専門職の活躍分野や現状と課題、ICTリハビリ等人気の高い職種の所以も含めて説明し、福祉分野では特に少子高齢化だけでなく労働者減、人口減などの社会問題と福祉といった時事も含めて職種の特性や将来像等をお伝えさせて頂きました。
限られた時間ではありましたが、講話を受講された計41名の生徒さんは11月には開西病院にお招きし、実際の医療の現場を見て現職の職員の活躍する姿を間近に感じて探求を深めてそれぞれの進路選定に役立てて頂きたいです。卒業生も現職者の中に複数名在籍している事含め、一人でも多くの生徒さんがこの地域に専門職として根付いてくれたら…なんて思いも込めながら、未来を創る若い学生さんのエネルギーに私たちも刺激を受けた時間となりました。
私たち博愛会メディカルグループは『メディカル。つながる。街つくる。』をモットーに、地域における活動を通じて、街を、未来をつくって参ります。