【スケート部だより】奄美大島合宿・宮崎合宿報告【辻麻希】
日頃より開西病院スケート部に温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。当部所属 辻 麻希より報告書が届きましたので以下に掲載いたします。
奄美大島合宿・宮崎合宿報告
4月10日(土)〜16日(金)に、ナショナルチームで共に練習をしている郷亜里砂選手(イヨテツスピード)と個人合宿に行ってきました。ナショナルチームの集合前でしたが、すでにトレーニングメニューは出ていて、集合へ向け、徐々に身体を動かし始めたところでしたが、まだ寒く雪の残る北海道ではなかなか外で自転車に乗ることも難しく、寒さから身体が固まりやすかったのですが、暖かい奄美大島の環境下でのトレーニングは、身体の硬さも取れとても動きやすく、自転車を漕いでいてもとても気持ちよかったです。島の8割が山だという奄美大島での自転車は、坂道が多く、とてもハードなものではありましたが、綺麗な景色を目標にハードな坂もいくつも超えることが出来ました。
新型コロナの影響で市の施設が閉鎖されてしまっていて、急遽民間で整骨院とトレーニングジムを併設している施設にお願いして使わせていただいたり、とても島の皆様には良くしていただき、充実したトレーニングを行うことが出来ました。
宿泊していたホテルの皆様にも本当に良くしていただき、スポーツ合宿の受け入れに慣れていたみたいで、食事もバランス良く3食用意していただけたり、疲れた身体を癒すための大浴場も素敵で、露天風呂から眺める景色が最高でした。ホテルで飼っている子ヤギちゃんたちにも癒やされ、楽しく、リフレッシュしながら、とても良いトレーニングが出来ました。
お休みの日にはシュノーケリングをしてウミガメに出会えたり、カヤックでマングローブの森を散策したりとアクティブレストをしながら、楽しむことが出来ました。奄美大島はまた行きたい場所の一つになりました。新型コロナの対策もしっかりと行ったうえで受け入れしていただいたホテルの皆様、ありがとうございました。
4月25日(日)〜5月12日(水)にはナショナルチームの合宿で宮崎県は宮崎市青島へ行ってきました。昨年こそ、新型コロナの影響で行くことが出来ませんでしたが、毎年この場所からナショナルチームのトレーニングは始まるので、いよいよ始まるなーという感じがしました。初めの一週間は現在の身体の状態やこれからのトレーニングのベースともなる数値を決めるため、いくつかの測定が行われました。オフの時期で衰えた心肺機能にはなかなかハードな測定でしたが、現状を知ることが出来、これからどこを重点的に鍛えていけば良いのか、何を意識すればいいのかを知ることが出来、これからのトレーニングが楽しみになってきました。2週目からは通常どおりのトレーニングが開始され、自転車トレーニングはもちろん、ウエイトトレーニング、インライントレーニング、スライドボードを利用したトレーニング、スプリント走とまんべんなく色々な筋肉を使い、毎日筋肉痛のオンパレードでした。身体的にはとても辛い合宿でしたが、どのトレーニングでも今までとはまた違った感覚や感触を少しずつですが得ることが出来ていて、毎日のトレーニングが本当に楽しかったです。まだまだ課題は山積みですが、一つ一つの動きや感覚を大事に、目標に向かって突き進んで行きたいと思います。
ちなみに、宮崎合宿中に誕生日を迎え、また一つ歳を重ねました。
初めて誕生日前にチームが集合していたので、チームのみんなからたくさんお祝いの言葉をもらい、宮崎のホテルのスタッフの方からはケーキまで用意していただいてお祝いしていただき、今年はいつも以上に嬉しい誕生日でした。
緊急事態宣言も延長され、なかなか気の抜けない日々ですが、感染対策をしっかりしたうえで、今出来ることを全力で頑張っていきますので、今シーズンもご声援よろしくお願いいたします。
皆様もくれぐれも体調にはお気をつけてお過ごしください。
日本スケート連盟公式ツイッター
https://twitter.com/skatingjapan
ナショナルチームInstagramアカウントも是非チェックしてみてください。
@japanspeedskatingnationalteam
いつもたくさんの応援ありがとうございます。今後とも開西病院スケート部 辻 麻希をよろしくお願いいたします。