【スケート部だより】W杯第4戦報告【辻麻希】

日頃より開西病院スケート部に温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。当部所属辻　麻希より報告書が届きましたので以下に掲載いたします。

W杯第4戦報告

12月13日(金)〜15日(日)に長野県長野市のエムウェーブでW杯第4戦が行われましたので結果を報告させていただきます。

【大会結果】

12月13日(金)　500m一回目　　　　　38秒02　7位

　　　　　　　チームスプリント　 1分29秒26　3位

12月14日(土)　1000m　　　　　　 1分16秒65　2位（Division B）

12月15日(日)　500m二回目　　　　　37秒88　6位

W杯前半戦ラストとなる長野でのW杯第4戦。第3戦のヌルスルタン大会(カザフスタン)を辞退して、日本で調整をしていたということもあって、時差ボケもなく、身体の状態も上がり調子で挑むことが出来ました。

初日500m一回目では、第2戦のトマショフマゾウィエツキ大会(ポーランド)で失敗していたスタートもうまく決まり、シーズンベストとなる38秒02。惜しくも37秒台突入とはいきませんでしたが、少しずつ身体の動きも氷を捉える感触も良くなってきている感じの得られるレースでした。

その1時間半後に行われたチームスプリントでは、今までと同じ3人(曽我こなみ、郷亜里砂、辻麻希)で挑みましたが、今までとは順番を入れ替え、曽我・辻・郷の順番でのレースでした。3人ともがその日2本目のレースということで今までとは少し違った難しさもありましたが、何とか3位表彰台。第1戦・第2戦同様に2位のチームとは小差だったので、少し悔しさはありましたが、自国開催のW杯で表彰台に立てたのはとても嬉しかったです。チームスプリントは今レースでW杯の全てのレースが終了です。1戦抜いてしまったので総合は5位となってしまいましたが、出場した全レースで3位表彰台に立つことが出来たのは、個人種目にも繋がる良いきっかけにもなったかなと思います。

二日目1000mはポイントをあまり持っていなかったということで、上位20人で滑るDivision Aには入れなかったのでDivision Bでのスタートでした。今シーズンは思うように1000mが滑れていなかったので、年末の全日本選手権へ向けて少しでも良いイメージ、良い感触を残したいなと思っていたレース、スタートから積極的に攻めのレースが出来たかなと思います。また、前日の500mでの課題として残っていたコーナーワークに意識をおいてレースをしたのですが、思っていたよりもかなり良い感触が得られ、次の日の500mへ向け良いレースが出来たのではないかと思います。

最終日の500m二回目は、今大会4レース目ということで身体としては疲労もだいぶありましたが、得意のスタートが決まり、課題としていたコーナーワークもスムーズにいき、今季初の37秒台に突入しました。表彰台には届きませんでしたが、今出せる力はしっかり出せたと思いますし、まだまだいけそうな感触もあったので、年末の全日本選手権へ向け弾みのつくレースになったと思います。

これで前半戦のレースは全て終了です。残すは年末12月26日(木)〜29日(日)に長野県長野市のエムウェーブで行われる全日本選手権大会。これは年明けのW杯・世界距離別選手権・世界スプリント選手権・4大陸選手権と大きな大会の選考会になります。W杯の時以上のタイムやレース内容が出せるよう、しっかり心も身体も準備していきたいと思います。12月28日(土)・29日(日)に行われるスプリント部門に出場します。一日に500mと1000mを一本ずつ、計4本の合計で争います。