【スケート部だより】W杯最終戦ソルトレークシティ大会報告・来季について【辻麻希】
日頃より開西病院スケート部に温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。当部所属 辻 麻希より報告書が届きましたので以下に掲載いたします。
W杯最終戦ソルトレークシティ大会報告
3月9日(土)〜10日(日)にアメリカのソルトレークシティにてW杯最終戦が行われましたので報告させていただきます。
《3月9日(土)》
500m一本目 37秒26 7位
《3月10日(日)》
500m二本目 37秒09 5位
【年間ポイントランキング】
500m 7位
1000m 19位
W杯最終戦の舞台は2002年のソルトレークシティ五輪の会場。標高が1400mを超える高地にあり、標高が高いほどスピードが出やすいため、高速リンクと呼ばれているリンクの一つです。
今回のW杯最終戦は、W杯第5戦終了時点でのポイントランキング上位12名のみがエントリーできるため、500mのみのエントリーとなりました。
先月の転倒後からなかなか調子が戻せずにいましたが、最後の最後でようやく上半身と下半身の動きがマッチし、頭で思っている動きと身体の動きが噛み合ってきました。二本ともインコースからのスタートになってしまい、相手を追うことが出来ず、自分の力でいくしかない状況でしたが、2日連続で従来の自己記録37秒28を上回ることが出来ました。約50日間におよぶ長期遠征の最後ということもあり、だいぶ気持ち的にも疲れていた部分はありましたが、純粋にレースを楽しむことが出来ました。また、今大会は五輪の次のシーズンとは考えられないほどのハイレベルな闘いで、その中でレース出来たこと、世界記録の出る瞬間をいくつも目撃出来たこと、ファイナル12に残れたこと、何から何まで貴重な経験をすることが出来ました。
今大会をもちまして、2018/2019シーズン全ての試合が終了しました。
今シーズンは昨年11月のW杯開幕戦に12月の全日本スプリント選手権と帯広で開催され、多くの皆様に会場に足を運んでいただき、直接たくさん応援していただき、私自身本当に力になりましたし、本当に楽しくレースさせてもらうことが出来ました。昨年の今頃は現役を続行するか否かで本当に悩みましたが、帯広開催の大会を目標に現役続行を決め、たくさんの皆様に滑っている姿を見ていただくことが出来、本当に良かったなと思います。たくさんの励ましのお言葉をいただき、たくさん応援していただき、本当に本当にありがとうございました。こんなに楽しかったと思えたシーズンは初めてでした。現役続行して本当に良かったです。
来シーズンに関しましても現役続行予定です。引き続き応援していただけたら幸いです。
2018/2019シーズンもたくさんのご声援、本当にありがとうございました
スケート部 辻 麻希
今後とも開西病院スケート部 辻 麻希をよろしくお願いいたします。