第2回 予防教室『転倒予防の心得』を開催しました
2月16日(土)
開西病院理学療法士による
第2回予防教室
『転倒予防の心得』
~転ばないための身体づくり~を開催しました。
1部・2部共にたくさんの地域の皆さまにお集まりいただきました。
厚く御礼申し上げます。
今回のテーマは、転倒予防。
冬道で特に足元が悪く転倒リスクの高まっている、十勝の今にピッタリのテーマですが、実は転倒事故の一番多い場所は・・・。
なんと家の中・・・。特に居間での事故が多いそうです。
床や壁などに、つまずいたり、引っかかったりしやすいものを置かないことが大切です。
このようなクイズや、転びやすさ診断、
転ばないための3つの戦略の紹介。
転ばないための身体づくりでは、
ご自宅で簡単にできる足指の体操を紹介。
実際に体を動かしていただきました。
冬道歩きの家宝(かほう)
『か』肩幅に開く
『ほ』歩幅を狭く
『う』裏(足裏)全体をつける
足を肩幅に開くと、重心の移動がスムーズで、身体が使いやすくなります。
歩幅を狭く、足の裏全体で踏み込むことで、地面と靴底の摩擦が発生しやすくなり、安定して歩くことができます。
身体の若さ診断サーキットも開催!!
筋力テストを行ない、個人に合った体操方法などもご紹介しました。
握力測定【筋力チェック】
SLR【柔軟性チェック】
仰向けに寝て、股関節の屈曲角度を計測します。
片足立位【静的バランスチェック】
腰に両手を当てて、目を閉じて片足立ちの持続時間を計測します。
左右後ろ振りむき【総合力チェック】
胸の前で腕を組んで、肩越しに後ろを振りむく動作で、うまく脚に重心移動ができているか確認します。
Timed Up & Go テスト【動的バランスチェック】
椅子から立ち上がり、コーンを周って再び座るまでのタイムを計測します。
この教室は、地域の皆様や、医療・介護専門職向けに、さまざまな予防について、参加者の背景やニーズに応えて、可能な限り個別にわかりやすい情報を提供することで、地域のヘルスリテラシーの向上に寄与していくことを目的として開西病院リハビリテーション科有志の予防教室チームで活動しています。
次回予防教室は
4月上旬開催予定です!
『食事⇔運動を用いた健康教室』
理学療法士と管理栄養士のコラボ企画!
日時の詳細が決まりましたら、あらためてホームページや院内ポスターなどでご案内いたします。
この他、町内会の集まりなどへ出前講座なども行っておりますので、お気軽にお問合せください。お待ちしております!
【お問合せ先】
開西病院 リハビリテーション科(担当 古川)
0155-37-7205(平日8:30~17:30)