【スケート部だより】国体冬季スケート競技会報告
日頃より開西病院スケート部に温かいご声援を戴き、誠にありがとうございます。
当部所属 辻 麻希 より活動報告が届きましたので、以下に掲載いたします。
第73回国民体育大会冬季大会スケート競技会報告
1月28日(日)〜2月1日(木)に山梨県富士吉田市で行われた第73回国民体育大会冬季大会スケート競技会に北海道代表として出場してきました。
この大会はいつもの二人ずつコースを交差しながら滑るダブルトラックレースとは違って、数人の選手が一斉にスタートするシングルトラックレースで行われます。1000m以上の距離には責任ポイントが課せられ、両サイドのストレート中央に引かれたラインを先頭で通過することによりポイントが与えられます。各組上位の選手のみが次の準決勝または決勝に進むことが出来るため、タイムよりも駆け引きが重要になります。
この大会で私は1000mと2000mリレーに出場させていただきました。
1000mでは各組上位2名の選手が次の決勝へ進むことが出来ます。
スタートで2番手に付き、位置取りとしては良い位置をキープして500m過ぎた辺りで後ろの選手との駆け引きが開始。600m付近でのポイント獲得を少しの差で逃し、そのままスパートをかけて800m付近でポイントを獲得、ラストの直線勝負になったところで数名の選手がほぼ横並びに、インコースから追随してきた選手とブレード(スケートの刃)がぶつかり、あっ!と思った時には転倒していました。最後のポイントも獲得出来ていれば転倒していても予選が通過出来ただけに悔しい予選落ちとなりました。
2000mリレーでは、宇佐見鈴音(日本体育大学1年)、佐藤真由(高崎健康福祉大学3年)、山根佳子(日本体育大学4年)の学生トリオと組み、予選は難なく通過し、上位4チームで争うA決勝へ。決勝では長野県、群馬県と最初から最後まで勝負がもつれ込みましたが、100分の2秒差で長野県に破れ2位でした。
国体では、懐かしい顔ぶれがあったり、普段あまり話したことのない人たちとも話せたりと、とてもリラックスして、スケートを楽しむことが出来ました。
北海道の勝利にあまり貢献することが出来なかったのが少し残念でしたが、富士山の麓で、平昌オリンピック代表選考会後に忘れていたスケートの楽しさを思い出させてくれた大会だったように思います。
今シーズンも残り1試合。最後まで駆け抜けたいと思います。
スケート部 辻 麻希
天気が良ければリンクの奥には富士山が見えます
北海道成年女子リレー2位でした
左から…山根佳子(日本体育大学4年)・辻麻希
佐藤真由(高崎健康福祉大学3年)・宇佐見鈴音(日本体育大学1年)
今後とも開西病院スケート部 辻麻希へのご声援・ご期待宜しくお願いいたします。