【スケート部だより】辻 麻希 2016‐17シーズン全試合終了
開西病院スケート部 辻 麻希への熱いご声援、ありがとうございます。
3月12日、今季エントリーした全てのレースを終えました。
2月に地元開催されたアジア大会では1,000m10位、500m6位となり、メダルを十分狙える実力を持つ辻選手にとって悔いの残る結果でしたが、「アジア大会翌日にカナダに移動」という過酷な日程で出場した世界選手権で素晴らしい結果が出ました!
年に一度開催される「世界スプリント選手権」は、短距離の一流選手が一堂に会し、二日間で500m、1000mを二本ずつ滑り、合計成績で短距離世界一を決めます。
オリンピックのない年は、世界のトップがここに照準を合わせてくるため、非常にハイレベルな大会です。
疲労もピークに達していたはずですが、4本の滑走全てで自己ベストを更新し、500m二本目は3位に入り、二日間通しての総合成績も自己最高の6位でした!
本人のコメント(世界スプリント終了後)
W杯ベルリン大会、世界距離別選手権大会、冬季アジア競技大会と3大会連続で全く良いレースが出来ず、長いトンネルに入ってしまったなと思い、どうにか抜け出すためのきっかけを掴めるレースが出来れば、と思ってレースに挑みました。
(中略)久しぶりに滑り終わってから、気持ち良かった、楽しかったと思えるレースが出来ました。
一週間に6レースをするというとてもハードな期間でしたが、最後の最後にとても良いレースが出来、不調を脱するような会心のレースが出来て本当に良かったです。
良い感覚を取り戻し、臨んだ今季最終戦(3/11~12 ノルウェー)でも堅実にワールドカップポイントを獲得し、総合ポイント種目別2位(女子500m)となり、自己最高の結果で飛躍のシーズンを締めくくりました。
春からは、いよいよ2018平昌オリンピックを目指し、厳しいオフのトレーニングが始まります。
今季の女子500m総合ランキングは日本人選手が表彰台を独占するという状況であり、非常にハイレベルな代表争いが予想されます。
どうぞ引き続き、開西病院スケート部 辻 麻希へのご声援・ご期待を宜しくお願いいたします!
今季の応援、誠にありがとうございました!