【スケート部だより】ワールドカップ前半戦終了
スピードスケートワールドカップは12月2(金)~4(日)にカザフスタンのアスタナで第3戦、9(金)~11(日)にオランダのヘレンベーン(ヘーレンフェインとも)で第4戦が行われ、開西病院の辻 麻希が、6レースに出場し3度表彰台に上がる活躍を見せました。
第3戦 アスタナ大会
◎2日(金) 500m一回目 38秒06 6位
◎3日(土) 1000m 1分16秒82 12位
◎4日(日) 500m二回目 37秒82 2位
◎9日(金) 500m 37秒97 3位
◎10日(土) チームスプリント(郷亜里砂・辻麻希・小平奈緒)
1分27秒55 優勝
◎11日(日) 1000m 1分16秒88 16位
本人からのメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
12月9日(金)〜11日(日)にスケート王国オランダのヘレンベーンで、前半戦最後となるW杯第4戦が行われました。
改装され、新しく生まれ変わったリンクで最初のW杯。
初日500mでは、平日ということもあり、思った程観客が入らず、少し応援に物足りなさも感じましたが、前週のアスタナ大会に続いて低地リンクでの37秒台、そして3位表彰台と、とても良い形で前半戦の500mを終えることが出来ました。アスタナ大会では上位選手の欠場もありましたが、今回はほぼ全員が顔を合わせたレースだったので、そこで表彰台に立てたこと、そして37秒台で滑れたことはとても大きな収穫でしたし、とても自信になりました。
二日目のチームスプリントでは、第2戦の長野大会の時とメンバーを入れ替えて挑みましたが、2戦連続の優勝。今の日本の短距離はどこの国にも負けないくらいの強い4人が揃っていると思うので、この種目が五輪種目だったら良いのにと思ってしまいます。その分代表争いが激しいですが、負けずに頑張ります。
1000mに関しては、再び同走選手とのクロッシングがうまくいかず、うまくスピードに乗ることが出来ず、少し悔しいレースになってしまいましたが、また次のレースで頑張ります。
これで前半戦のW杯が全て終了です。
現在、ポイントランキング500mが3位、1000mが13位、チームスプリントがトップ。このままの勢いで後半戦も頑張ります。
スケート部 辻 麻希
ワールドカップポイントランキング500m3位、獲得メダル6個という、すばらしい結果でシーズンを折り返した辻麻希は、次戦となる全日本スプリント選手権(12月28・29日 長野市)に向けて調整中です。
なかなか十勝に帰れないハードな転戦が続きますが、きっとシーズン後半も好調をキープし、今季地元唯一の大会となる2月のアジア大会で凱旋してくれることでしょう。
皆様には、引き続き熱き応援を宜しくお願いいたします。