開西病院について

診療技術部

栄養科

栄養科では、入院患者様に食事を提供する「食事療養サービス」と食事の摂り方等を指導する「栄養相談」を行っています。


食事療養サービス

【ニュークックチル方式】

当院では、患者様の1日も早い回復を願い、安全でおいしく喜ばれる食事をモットーに食事を提供しております。

2023年に博愛会メディカルグループ 株式会社プライムメディカルサービスがクックチル・ニュークックチル方式を導入した「十勝セントラルキッチン なないろ」を開設し、同時に当院の食事提供を院内調理(直営クックサーブ)からセントラルキッチンシステムへと移行しました。

セントラルキッチンにて加熱調理後、急速冷却し、チルド冷蔵の食事を食器に盛付、トレイメイクまで行い、専用のカートで病院に配送されます。配送された食事は、院内の再加熱カートステーションで配膳直前に再加熱されます。このように、加熱→冷却→低温管理→盛付→再加熱の調理工程を「ニュークックチル方式」といい、徹底された衛生管理で食の安全性を確保し、適温でおいしい食事の提供を心掛けています。

 

  • 当院の食事は医師の指示に基づき、1人1人に合わせた栄養基準で提供しています。
  • 食事は「一般食」と「治療食」に分けられ、年齢や病状などに応じた適切な食事を提供しています。
  • 咀嚼・嚥下機能に応じて、食べやすい食事形態に配慮した食事を提供しています。

 

栄養相談

食事療法が必要な患者様を対象に、医師の指示に基づき管理栄養士が食事の摂り方など個別で栄養相談を行っています。

患者様のご希望があれば、ダイエット相談(有料・要予約)も行っております。

 

栄養サポートチーム

栄養サポートチーム(NST)とは、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、言語聴覚士、理学療法士などで構成された医療チームです。入院患者様の栄養状態を評価し、栄養障害の状態にある患者様や栄養障害を生じるリスクの高い患者様に対し、生活の質の向上、現疾患の治癒促進及び感染症などの合併症予防のための適切な栄養療法を提案しています。

 

臨床検査科

臨床検査科は、現在常勤2名、パート1名体制で、検体検査(人の血液・粘液・尿など体液の検査)と生理検査(患者様自身に受けていただく検査)を行っております。

外来、病棟患者様の他に、健康診断利用者様について、血液検査、尿検査、輸血検査、心電図、呼吸機能検査、筋電図、ABIなどニーズに対応して診断の手助けになるべく「素早く・正確に」をモットーに、毎日真心こめて検査に励んでおります。

 

 

薬剤科

薬剤科は、患者様のニーズに対応した医療サービスを行うことを基本方針に、薬の専門家として、医薬品の適正使用や安全管理を通して、患者様に質の高い安全な医療サービスをご提供できるよう活動しています。また、医療情報が氾濫する中で薬を通して患者様とのコミュニケーションを大切にし、薬効の説明、副作用の早期発見のための情報提供など、患者様が安心して薬を服用していただけるように努めています。

どうぞ、どんなに小さなことでも薬剤師にお尋ねいただいて不安なくお薬をおのみください 。

 

 

放射線科

放射線科では、7名の放射線技師が在籍し、安全で質の高い診療を行うため、

最新の知識と技術を習得する事に努めています。

私たちは整形外科、内科、外科、脳神経外科、口腔外科、健診センター等の各診療科と連携し、最適な診断と治療を提供するために迅速かつ正確な画像診断を行い、早期発見・早期治療を可能にし、患者様の健康回復を支え、常に最良の医療を提供するためのサポートをいたします。

 

臨床工学科

臨床工学技士は、CE(Clinical Engineer:クリニカルエンジニア)とも呼ばれ、医師の指示のもとに生命維持管理装置の操作・治療の補助を行う、医学・工学の知識を兼ね備えている国家資格者です。

当院では現在2名の臨床工学技士が常勤しております。機器の保守点検など安全管理をおこない病院内で円滑な運用ができるよう、院内ではPHSを常時携帯して、緊急に対応できるようにしています。

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