リハビリテーション科
リハビリ職を目指す学生のみなさんへ奨学金のご案内
リハビリテーション科 基本理念
とかち地域に貢献し信頼されるリハビリテーションを実践する
リハビリテーション科 基本方針
1.急性期から地域まで一貫したリハビリテーションを提供します。
2.住民の皆様が安心して地域での暮らしを継続できるよう支援します。
3.常に質の高いリハビリテーションを追求します。
4.セラピスト・治療者としてのみでなく人間的にも成長し続けます。
リハビリテーション科 目標
1. 「あいさつ」の実践と「思いやり」「感謝」の心で患者様との真摯な関りに努めます。
2. 新しい時代のリハビリテーションを構築し十勝で選ばれる病院をめざす。
3. 急性期における多職種連携体制の構築。
4. 回復期リハビリテーション提供における量と質の向上。
5. 研究と教育体制の構築を実践し、認定・専門療法士に向けた研鑚。
リハビリテーション科 スタッフ数
理学療法士 :37名
※認定理学療法士10名(運動器5名 徒手2名 介護予防2名 地域1名)
作業療法士 :8名
※認定作業療法士1名(MTDLP指導者)
言語聴覚士 :2名
リハビリ助手:1名
リハビリテーション科 紹介
急性期から回復期、退院後の在宅(訪問リハ・訪問指導)まで一貫して、患者様に合わせたリハビリテーションを提供します。リハビリ専門職の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が自宅復帰・社会復帰までサポートします。
理学療法
骨折や脳卒中などケガや病気により身体に障害がある患者様に対し、基本動作(立つ、椅子に座る、歩くなど)の回復を促すよう運動、動作指導を行うことで、社会復帰や元の生活に戻れるよう関わらせて頂きます。
作業療法
食べたり、入浴したり、人の生活に関わる諸動作を「作業」と呼びます。自分で着替えをしたい、入浴したい、家族のために料理をつくりたいなどその方に合わせた目標を支援するのが作業療法です。当院の作業療法では病気や手術をされた患者様が住み慣れた地域で安心して日常生活や趣味活動などを送れるように支援していきます。
言語聴覚療法
コミュニケーション障害(失語症・構音障害)がある方、高次脳機能障害(記憶障害、注意障害、遂行機能障害等)の患者様への言語聴覚療法、嚥下障害(水分でむせる、肺炎を繰り返している、飲み込みずらい等)がある方に対する摂食機能療法を実施しています。嚥下障害については、VF(嚥下造影検査)による評価やNST(栄養サポートチーム)の協力の元、安全に食べられるよう訓練及び環境調整を行っており、症状に合わせた食事内容・摂取方法の提案等介入していきます。
外来リハビリテーション
リハビリ受付時間
【平日】
8:30~11:30
13:30~16:30
休日
土曜・日曜・祝日
※入院の患者様へは、休日リハビリを一部実施しています。
急性期リハビリテーション
急性期病棟、療養病棟、また外来の患者様へのリハビリテーションを行っています。術後早期の患者様へは土日リハビリの提供もしています。
回復期リハビリテーション
回復期リハビリテーション病棟に入院されている患者様が自分らしい生活を取り戻せるように、365日リハビリテーションを提供しています。
訪問リハビリテーション
退院してからも自宅で過ごされたい方。難病や後遺症をお持ちで外出されたい方。利用者様、ご家族様の思いがそれぞれある中で、地域の医療・介護に根ざしたリハビリを担当医師、訪問看護師、担当ケアマネージャーなど多職種と連携しながら、利用者様のニーズに合わせて提供してまいります。
取り組み
AYUMIEYEの導入
令和4年4月より変形性関節症患者様を対象に歩行分析装置AYUMIEYEの測定を行っています。腰部にベルトを巻き10m程度歩いて頂く事で簡便に歩行状況を可視化することができます。癖や弱点を分析し、日々の患者様へのリハビリテーションに役立てています。
スマートフォンとAmiVoice(音声入力システム)の導入
リハビリテーション科では業務の効率化を推進しています。生み出した時間を患者様へ活用し、時間の効率化によって、リハビリテーションを含む、医療のサービスを向上させる為に、スタッフ1人1人にスマートフォンを導入しています。
出前講座
開西病院リハビリテーション科は一般社団法人北海道リハビリテーション専門職協会(HARP)に登録しており、要請に応じて帯広市が実施している介護予防事業へ参加しています。依頼事業所の希望に応じて『リハビリの必要性』や『転倒予防』、『腰痛予防』といった内容の講話をさせて頂いています。
一般向け健康教室
一般の方向けに健康教室を開催しています。内容は腰痛や肩こり、転倒の予防や管理栄養士とのコラボなども行っています。また、サロンや町内会にもお招きいただき出前講座も頻繁に行っています。
開西病院スケート部サポート
開西病院スピードスケート部のサポートを行っています。サポート内容としては、競技中の悩みや身体の痛みを聴取しトレーニングを指導することで、競技のパフォーマンスアップを目指しています。選手とともにワールドカップとオリンピック出場という高い目標に向かって、日々トレーニングを行っています。